>>303
(犬として過ごした時間が一気に消えて、綾は再びペットショップに意識が戻る)
(何度も何度も行ってきたこの感覚に綾は気づく様子はない)
(記憶をほぼ消去されている為に、ゲームオーバーとなった後の奴隷の記憶があるのは兄と綾の身体だけで…)

おにいちゃん…!
(泣きそうになっていた綾は兄の登場にぱぁっと顔を明るくし)
(嬉しそうに両手を伸ばして助けを求めると、そのままぎゅっと兄の身体にしがみつき)
(犬を追い払ってもらったことでほっとしながらペットショップを後にする)

あや、しってる…しゃしんとるの…。
(えへへ、と知っていることを兄に教えて褒めてもらおうとにへ〜っと笑顔を浮かべる)
(ぎゅぅっと兄の服の裾を掴んで離れないようにしながら、一緒にプリクラのカーテンの奥へと入り)
(きょろきょろとしながら機械を見上げ、嬉しそうに目を輝かせる)
おにいちゃん、あやもとって!
(抱っこしてもらわないと写真に写ることができないため)
(両手を伸ばして兄に抱っこをせがみ、そうしている間に服の胸の辺りが円形に消えて…)
…?
(兄の視線に気が付いて視線を落とすと、小さな桜色の乳首が顔を出してしまっていて)
やぁっ!!
(恥ずかしくなり両手で胸を隠し、兄の脚にしがみつく)


【はい、よろしくお願いします】