67話を読んでると善→煉の可能性にも目覚めてしまう
恐らく俺なんかじゃ想像もつかないような辛いことがあったのかもしれない
それなのに心を叩いて立ち上がってあんなに明るく頼りがいがあるように振舞って
息絶える最期のその時までずっと俺たちのことを気遣い励ましてくれていた
俺にはじいちゃんもいるし今は炭治郎や伊之助もいるけどあの人にはそういう人はいたのかな
痛みや悲しみに寄り添ってくれる人や側にいると心があったかくなる、そんな人は……と
音を通じてわずかに触れた煉獄さんの心の傷にふと思いをはせてしまう善逸
それでも「炭治郎の方がずっと落ち込んでるんだ、俺がこんな顔してちゃだめだ」と
自分の思いを飲み込んで無理に笑顔を作って(盗んだ)まんじゅうを差し入れる
そんな敬愛以上初恋未満の善→煉