不死川さんは普段からほとんど「愛してる」なんて言わなさそう
だから煉獄さんはゲームを利用して真っ向勝負を挑むも
不死川さんは「やってられるか馬鹿らしい」と冷めた反応
「…そうかわかった」と寂しげに教室を後にする煉獄先生
冷たい視線と一緒に「煉獄先生泣かせた〜」「不死川先生のヘタレ〜甲斐性無し〜」
と生徒達の野次が飛ぶ
ぐぬぬな不死川さんが向かった先は屋上
一人涙を拭う煉獄さん
「付き合い初めて今日から三年目だぞ」
「知ってる」
「言わないと伝わらないこともある…たまには愛してるの一言くらい…」
「だからってゲームなんかで言えるかっての」
そう言って不死川さんが内ポケットから取り出したのは指輪の入った小箱
「お前があんなことするから言いにくくなっちまっただろォがよ…」
ポカンな煉獄さんに指輪をはめて優しく抱き締める不死川さん
「愛してる杏寿郎…これからもずっと側にいてくれ」
「うん…うん…」
ポロポロと涙を溢しながら抱き締め返す煉獄さん
エンダァァァーー!!