>>545
…んなぁ…あいつ石も食うのかぁ…?
(石を火であぶっている様子に石を食べるのだろうかと勘違いし)
(お湯を啜りつつはぁ〜っと大きく息をつく)
(ぴりぴりと舌を刺激するお湯の味に口を開けて少しだけ舌を冷まし…)
(それでも強烈な味によって意識は更にはっきりと、遠くのものも良く見える気がした)
……なんだこの匂い…嗅いだことないにおい…。
(どこからか食欲をそそる匂いが漂ってきてナナチの鼻をくすぐる)
(その匂いを嗅ぐと無性に腹が減ってしまい、はむはむと生焼けの肉を口に放り込む)
(もちゃもちゃとそれを噛みつつ、漂ってくる香りに興味をそそられ)
(肉や野菜の焼き方を見つめてそれを覚えようと考え…)

…って、おいおい…!
(そうして眺めているとその少年らしき影は中型の獣に襲われているようだ)
(ナナチは驚きつつももしかしたら食べられてしまうかも知れないと考え)
まずい…か、けど助けても仕方ないしなぁ…。
(どうするべきか迷いながら、今はまだ動くべきではないと判断し)
(もし獣にやられて動けなくなったとしても、食い散らかされることはないかもしれない)
(そう考え、銃を手にしたまま少年と獣の戦いを見守ることにした)


【うーん…しょっぱくて酸っぱ臭くていがいがするのはわかるんだよなぁ…】
【本来飲み物じゃないから仕方ねぇな】

【不味そうなものを作っておいたぜぇ…レグにも後でご馳走してやる】
【もっと不味いのも考えておくからな、覚悟しろよ?】
【オイラが先にご馳走を作るぜ、その後にレグに作ってもらうかなぁ】

【っと、そろそろ帰ってくるんだっけか?】
【オイラの返事もぎりぎりになっちまったけど、これでちょうど良いといいな】