>>548
ふむぅ……何かが住んでいるような場所には見えない、が……?
(迂回したり休憩したりと……真っ直ぐは向かわないので相当時間は掛かったが、
 光がチラリと反射して見えた岩山がだいぶ近づいてきた)
こうして見ると……結構大きな岩だな。あの影になら魔物はいくらでも潜みそうだが……
(解せないのは、確かに光の反射を見たのは岩山の手前にいくつかある起伏の辺りである)
(通常、知的動物が潜む場合は、
 逃げるのに岩山を超えなければならない地の利の悪さで待ち伏せを行ったりしないものだが……)
まさか、僕を取り囲めるほどの集団なのか?!
(岩山の構造を知らないレグは一瞬背筋が凍るが)
前進しか出来なくてもいいならば、元からなぜその集団で攻めて来ない?……おかしい。
(またすぐに潜む敵の戦力について思い直す)

さて、なるべく光が反射した方角は凝視しないよう努めて来たが――
(さすがにここから先は岩山への一本道だ、誤魔化しは効かない)
(どんな敵が潜んでいても正面対決となる覚悟を決めて、岩山へ向かって今度は真っ直ぐ歩みを進めると)
突然の発射音と共に足元のすぐ前の雪が飛び散って、レグは瞬間的に飛び退いた。
―― 狙撃された?!
(何かは判らないが小型の投擲武器か……矢は見当たらない)
場所は……あそこだ! 
(生身の探検家よりも視力の良いレグには今度はハッキリ動きが見えた)
(やはり岩山の手前の盛り土からで、何かでカムフラージュこそしてあるが、
 そこの一部がもこもこ動いて、それが今まさに第二の矢の狙いを自分につけようとしている)

うおおおおおお!!
(威嚇の為に大声を上げながら斜め前方への跳躍を繰り返して、人間離れした速度で盛り土への距離を詰める!)
(その姿はナナチの双眼鏡には、
 レンズ付きのヘルメットと風になびくマントの形で、異様な恐怖を与えうるものであった―― )


【ナナチは男の子の全てが未経験という設定がいいな、知らないで飲んでしまう感じ。】
【それでもって、もしナナチの人のがぬるぬるしてきたら、それをそのまま伝えてくれたり…】
>>550
【うぅ、済まない。ひょっとしたら単に胃の調子が悪いだけかもしれないが大事を取って。】
【次はそう、今週金曜の21時に。来週はまず火曜の夜を確実に空けておくよ。 それ以降の予定は明後日に話そう。】
【23時を越えてしまった……
 今日は一日ありがとう、バッチリ良いスタートを切れたと思う。ナナチとの会話が楽しみだ。】