>>563
……っ!!
(尻尾を掴まれた事で逃げ道を失い、更に少し力を入れて踏ん張ってみたものの)
(相手の力には勝てないことを理解して、ナナチは大人しく引き寄せられることにした)
(そして、なんとか相手から逃れる方法を探しつつ、流暢な言葉で話しかけてみる)
(相手は動揺しているようだが、むやみに攻撃してくる相手ではないようだ)

んなぁ…尻尾掴むのやめてくれね…?
それつよく握られるとオイラ…ん、なぁぁ〜…っ♪
(ぎゅううっと強く尻尾を握られると、身体をくねらせながらその刺激に耐えるように声をあげる)
(引っ張られることでお尻をくいっと突き出したまま雪の上を引き摺られ…)
お、おいらは…うく…っ!おいらはナナチ…。
とにかく、尻尾をはなせって…!おいら、それ嫌なんだ…!
(尻尾を掴まれたまま、自分を捕まえている少年を睨み、手を放せと命令する)

…んな〜…この毛皮はオイラの身体だよ…。
まぁいいや、捕まっちまったしオイラじゃお前に勝てないしな…。
オイラの身体、見たいんだろ?ついてこいよ。
ここじゃ寒いし、オイラのアジトは入りづらいだろうしなぁ。
(むくりと立ち上がり、とりあえず自分が先ほどまでいた中間拠点へと案内することにした)
(そこは岩の隙間に作られた小さな小屋で、雪に覆われてカモフラージュされているものの)
(中には暖炉もあり、ある程度の生活ができる状態に整えられている)
…こねぇの…?
(警戒している様子の少年を見て、ナナチは目を細め)
…んな〜…オイラの身体、隅々まで見たいんだろ…?尻尾も、あんなに強く握るしよぉ…。
(そういって自分の尻尾をぎゅうっと抱き寄せ、可愛く見えるだろうポーズをとりつつ)
オイラも寒いから、はやく来いよ。
(小屋へと向かうと、その扉を開けて中へと招き入れる)
(慌てて外に出たのもあって、暖炉にはまだ小さな火がくすぶり、暖かく…)


【オイラ今日は遅刻しちまいそうだし、返事を置いておくぜ】
【これ見たレグが返事を書きながら待っててくれるといいなと思ったんだけど】
【とりあえず、書くだけでスレは返すぜぇ】