>>675
まぁ、逆にオイラがここからお前を帰さないって手もあるんだけどなぁ…。
でもオイラ、お前が暴れたら止めたりできねぇし…。
レグが本気で暴れたら、オイラなんて一溜まりもないだろうからなぁ…。
(言いながらレグをちらりと見て、まるで可愛さをアピールするように兎のような耳を両手で引っ張り)
んなぁ〜…ちゃんと約束してくれないと、オイラは不安だぜ。
(そしてくるりと振り返り、もしも自分が無茶なお願いをしても暴れないという事を約束させようとする)
(とはいえ、そんな約束はいざとなれば振り払われてしまうだろうが…)
(レグを言葉で言い負かせることができる存在かは確かめるように、約束を取り付けようとして)
(…ナナチとしては、ここからレグが帰らないでいてくれるほうが食料的にも安全上にも使えると考えてもいて)

んなぁ〜…おまえなんかやらしいぞ…。
(握手した手を掴んで匂いをかぐ様子に目を細めながらそれを見つめ)
(あまりにも熱心に嗅ぐ様子にぞっとしはじめ、ぽふっとレグの顔を叩く)
なんかやらしいんだよぉ!!
(叩いてもぽふっとなるだけで痛みはなく、干草のような香りがレグの周りに漂うだけ)
(ナナチは自分の手を抱くように胸に置き、レグを警戒した様子で後退りして)

ほら、へんなことしてないで行くぞ。
(頭に蓑を被り防寒具を身につけるとさっそくナナチは外に出る)
(もちろん暖炉なども全て火を消した上で…だが)
(ザクザクと雪の中を進みつつ巣穴にまでたどり着くと…)
ここがオイラのアジトだ…。
ほら、ついてきな。
(言いながらナナチは姿勢を低くして穴にもぞもぞともぐりこむ)
(尻尾をふさふさと揺らしながら穴を進み、尻尾はレグの顔の前をふりふりと左右に動き)
(先ほどから運動を続けているのもあり、穴を一緒に進むレグには干草よりもさらに強く匂いが感じられるかもしれない)
(まるで天日干しをした布団のような…かぐわしいような香りが…)


【んな〜…こんな感じでレグを案内したぜ〜】
【穴の途中で止まってレグに後ろから突っ込まれてみるのも良いかもしれねぇなぁ…】
【なんてな、とりあえず今日もよろしくな〜レグ】