>>717
お、おい……あまり急いで食べると、焼き上がったばっかりだから……
(口の中で熱そうにしていたが、心配する間もなく飲み込めたようでとりあえずは安心。それにしても―― )
んなちぃって……か、可愛いじゃないか……
(食べ終わった時の幸せそうなナナチを見ていると、それに気付いたナナチが恥ずかしそうにする仕草にも)
(まるで生きたぬいぐるみと話しているような、ナナチ固有の可愛さが見られる)

僕か……? そうだな、確固たる目的もなしに、この階層まで踏み入れたものだが……
(ボウルを受け取ったもののそれを引っ込めないナナチに尋ねられると)
(ふと、己の目的について考えさせられる質問を受ける)
もともと魔物を倒したり迷宮を探索したり、時にはダンジョンで入れた紅茶で一息つくのを楽しみとしているが、
ここまで来たのはやはり珍しい物見たさが一番あっての事かな―― ナナチもその一人だ。
(最初の警戒のされ方から遠慮がちに振舞ってはいたが、今では料理も気に入ってもらえたし)
(こうして頼ってくれるように相手に見つめられると、
 これだけでここを後にするのは、もったいない気がしてきた)

ナナチさえ良ければ、ここで僕は料理の腕を振るっても構わないぞ?
(機械人形の身体を持ちながら肌も意識も人間のようなレグが、探索に生きがいを見出したのも……
 周囲の人間とは一定の距離を無意識のうちにとって来たのか、とって来られたのかはわからない)
考えてみれば、ナナチも不思議な存在だし……僕らは似たもの同士かもな。
身体の造りこそ違えど、新しい仲間だ――
(ボウルを再度受け取ると、テーブルに置いて)
これはまた後で、僕が焼いてやる。 料理はまだ他にも色々作れるぞ?
(お世話になるよ、という意味を込めてナナチの両手を優しく握って改めて挨拶するレグ)


【そうか、なら良かった。】
【遠慮はやめて留まることにするよ。 ロール上の料理は一旦ここで〆るけど、】
【同居相手が女の子だと知ったら、この先ナナチの身体に興味が沸いてしまうかもしれないぞ?】

【さてお待たせだ、時間的にこれで凍結を提案する。次回こそは温泉を……(ガクッ)】
【今週は金曜は空かないんだっけか? 僕は今週末久しぶりにゆっくりできるが、日曜の午後とかはどうだ?】