>>738
んなぁぁ…!!
(尻尾を掴んですりすりと頬ずりするレグに尻尾の毛を逆立たせ)
(声をあげながらも振り払うことなく道を進む)
おま…おまえあんまり引っ張るなよ…!
(言いながら振り返り、尻尾をもふっと動かせば)
(香ばしいような香りが漂ってきて)

せっけん…ふぅん…?
よくわからねぇけど、それで洗うとなんか良い匂いするぜ。
レグもそれで洗ってみるといい。
まぁ知ってるなら洗うんだろうけどよ。
(といいつつレグの持つ知識に驚きながらも温泉に着くとその不思議な泡がでる石も見せる)
(どうして泡が出るのかはナナチはよくわかっていないようだが)
(すりすりと指で擦ると表面が少し削れて泡が立つ)

んなぁ〜いいってことよ。
まぁここにいる間は好きに使っていいしなぁ…。
レグって思ったより綺麗好きなんだな、オイラ気にしたことなかったぜ。
(身体が痒くなると入りにくる程度だったナナチはレグに出会ったことで少しずつ体臭を気にするようになっていた)
(今も、自分の匂いをかいで見て…少し恥ずかしそうに視線をそらし)

(レグが服を脱ぎ、身体を洗い始めるのを見るとなんだか自分も身体が痒くなってきて)
(石鹸の岩にナイフを立ててごりっと削り、それを川べりに置いておき)
(レグが快適に過ごせるようにしてやるのと同時に、自分も風呂に入ろうと思い立ち)
(レグが身体を洗っている間にごそごそとズボンを脱ぎ、四足でダッと駆け出し…)
んな〜!!
(どば〜んっと思いっきり湯に飛び込んで、ぶるぶると身体を振って水を払う)


【まぁいいじゃねぇか、ファンタジーな世界だしなぁ〜】
【きっと何かこう…色々あったってことにしようぜ】
【偶然に出来たのかもしれないし、天然なのかも?しれないしってことでさ】

【あ…もう飛び込んじまったけど、良かったのかなぁ〜】
【休憩はオイラは合間に食べてくるよ】
【だから、大丈夫だぜ】