>>29
ちゅ、ちゅぷ、ちゅぅちゅぶ…れるっ、ぴちゃ、ぷぁ…あんっ……!
(肇の意思がどれだけ抵抗しようとも、身体の自由は一切聞かないままに、むしろ行為はどんどんエスカレートしていく)
(身体が男を喜ばせる様に、更に密着しやんわりと抱き留め始めて)
(男が唇を強く吸い上げれば、自分の身体もお返しと言わんばかりに男の唇を吸い上げm唾液を飲み込んでいく)

ん、んんん……!?ぷぁ…♡あ、ぁ…なん、ですか…はぁ、はぁ…これ…は…。
(ディープキスを続けていく内に、頭の中に甘い痺れが走る、程なくして動悸も激しくなっていく)
(男にいい様に弄ばれているのに、何故か心地よく嬉しくて。)
(明らかにおかしい。激しく嫌悪しているはずの感情が裏返っていく。まるで自分の意志ではないかのように)
(まるで別の何かに身体が侵食されていくかの様。そう感じながらも強制ディープキスはしばらく続いて)

ぷぁ……♪はぁ、はぁ、はぁ…ううううっ…ひどい…。
(唾液の糸が男と自分の口元を繋ぐ。なんと卑猥な光景だろう)
(それとほぼ同時。なにか固い物が太股にふれた。見れば男のズボンから今にも飛び出さんとしているモノが映って)
(顔から血の気が引くと同時にまたも自然と一歩男から身体が引かれていく。どうしても自分に身体の自由が戻ってこない)
(しかしその理由も直ぐに理解する事になる)

…ひぁぁぁ!?あんっ……うっ…ふぁ♪
な…なん、ですかこれ…これが、ペットの…正体…い、嫌ぁぁあ!!!!!!
(ペットと紹介されると同時に、夜桜小町の衣装が胎動し始めたのだ)
(身体全身は勿論の事、真白いグローブ、そしてブーツに至るまで全てがだ)
(すぐに衣装に化けた蟲を脱ぎ捨てるという選択肢が脳裏に浮かぶが、現在それがかなうはずもなく)
(脈動する衣装は正体が明かされれば一気に全身を隈なく愛撫するかのように快感を全身に伝えてくる)
あんっ♡はっ、あぁぁ〜♪
(ゾクゾクとした快感が全身を支配する。そんな中で次なる指令が下される)

…そ、そんな……い、嫌…嫌ですっ…絶対に、嫌…ぁ、ぁぁ……
(その場でぺたんと座り込めば、今まさにはち切れんとしている、男のズボンのジッパー。
その奥で膨れ上がっている肉棒を、ゆっくちとグローブに包まれた手は取り出し、そして扱きあげ始める)
あ、ぁ……なま、あたたかい…きもち、わる…うっ!?ひ、…やめ…あっ、ちゅ、ちゅむ
(手袋越しに伝わる生温い硬さと重さ。そこにゆっくりと顔が近づき、亀頭に舌先を乗せ、ゆっくりと、舐めしゃぶり始めて)
(口内に臭い、イカの様な味が広がっていく。それと同時にまたも多幸感が頭の中を包み込んできて…)