七瀬優子さん…かぁ。どんな人だろう……
ううっ…同じプロダクションの人とでないユニットなんて初めて…うまくいくかな?
ううん、私だってもう新人じゃないんだから、しっかりしないと…よしっ
(場所は都内某所のスタジオ内。この日、響子は他プロダクションアイドルと新ユニット結成と
いう事で、346プロ以外のスタジオへと足を運んでいた。)
(歳は自分と同い年、芸歴は相手の方が少し先輩で、知名度も殆ど同じくらいだろうか。)
(顔立ちはどこか大人しそうで長い髪を二本おさげにまとめていた。うん、可愛らしい…)
(この日は主に顔合わせとユニットとしての衣装合わせをする日で、響子はプロデューサーを別れれば一人別室で待機していたわけだ)

ん、そろそろ時間かな…よしっ。
相手も私と同じ気持ちなのかな……兎に角、まずは笑顔で…
(七瀬優子の控え室の前で深呼吸をすれば、コンコンと扉を叩く)
失礼します…本日より同じユニットとして活動する事になった
346プロ所属アイドル五十嵐響子です。宜しくお願いしますっ♪
(笑顔でそういいながら優子を確認すればお辞儀をして)

【お待たせしました。ユニット名や衣装等あれば決めてもらっても構いませんよ】