>>24
にゃ…!
(おいしそうなパンをウーフが買ってくれる様子を見るとヤファは嬉しそうに飛び跳ね)
(じゅるりと口元からよだれがたれそうになって、慌てて両手で口をふく)
(ヤファがこの外の世界に憧れた理由のひとつに食べ物というのもあって)
(おいしそうな料理を前にうずうずとした衝動が止められないようで…)

やふぁ、たべるにゃっ!
(椅子に座ると早速ヤファはおいしそうなパンに手を伸ばす)
(最初に手を伸ばしたのはウインナードックで、おいしそうな大きなウインナーにサラダがたっぷり挟んであり)
(はぐっと大きく口をあけて頬張ると、幸せそうに頬を緩ませながらそれをもぎゅもぎゅと食べ…)
(そしてスープにも手を伸ばし、カップに入ったそれを…)
あぢゅっ!!
(ヤファはそんな声をあげて尻尾の毛を逆立たせると、スープから口を離してしまう)
(やけどなどはしなかったようだが、思ったよりもずっと熱く感じてしまったようで)
〜〜〜っ!!
(両足をばたばたさせながら小さな手で口を押さえ)
(涙目になりながらウーフになにか訴えている)

あぢゅい…。
(がっくりと肩を落としながら、ヤファはウーフを見つめ)
(熱くて飲めないスープを前に、どうしていいか困っているようだ…)


【ういんなーぱん!おいしそう!】
【スープは、さましてほしいにゃ…♪】
【たべさせるのも…膝に乗せてもらって…たべさせてもらいたい…にゃっ!】