>>59
ふにゃっ!
(目の前にドラム族が落下してくると、ヤファは大きく声をあげながら尻尾をぴんっと立たせる)
(そのドラム族はといえば何食わぬ顔で再び屋根の上まで飛び上がるほどのジャンプをして立ち去ってしまい)
(バタバタと音が聞こえたかと思うと路地裏でドラム族同士でピョンピョンと飛んで遊んでいる様子も見える)
(猫というよりは警戒心が少なく未知のものに興味を多く示す種族のようでもあり)
(好奇心旺盛な…普通の猫とはずいぶん違う印象を与える種族のようだ)
(そんなドラム族から見るとヤファは引っ込み思案であるように見え、探究心はあるものの人間との接触に怯えているようだ)

……?
(ヤファは受け取った衣装をきょとんとした様子で見つめ)
(どこか不思議そうな顔をしていたものの、宿に戻って部屋でその衣装を身に着けると…)
ウーフ…。
(シャツを脱ぎ、どうやら毛皮の上に直接それを着込んだようだ)
(猫のような顔をもふっと恐竜の口の部分から覗かせ)
(金色の尻尾はちょうどコートの下から覗くようになり下着が見えることはなくなっている)
(両手がコートからは出なくなってしまったが、ヤファは袖を少しだけまくった状態でウーフを見上げ)
ありがと…ウーフ…。
(嬉しそうに微笑みむぎゅっと抱きつきながら尻尾を揺らす)
ヤファ、にあう…?
(ヤファは不安そうに尋ねつつ、ぴょんと椅子の上に乗ってくるりと回って姿を披露する)
(猫というより狐にも良く似た尻尾や耳は隠れ、金色の毛皮も見えなくなっている)
(その代わりに、また別の亜人のように見えなくもなくなってしまっていて…)


【うん、ありがと…こうやって着替えてみたの】
【毛皮が見えなくなって、少しだけ安心して過ごせそう…かも】

【暇つぶしとか、呼び出すため…とか?】
【音で気づくかなっていうときもあるみたいにゃっ!】
【移動ポーションはGvG用みたいなものだから、かなり高くて貴重だにゃ〜】