日向「えっ!?」
狛枝「キミは生活に困ってるから花を売ってるんだよね?ボクの屋敷に来ればお金の心配をする事もなくなるし、好きなだけ花も育てられるよ」
日向「で、でも何もしないでただお世話になる訳には……!」
狛枝「じゃあさ……こうしない?キミがボクのお嫁さんになるんだよ。ね?そうすればキミは働かなくても良くなる。とっても素敵な提案だと思わない?」
日向「おっお嫁さん!?なな何でそうなるんだよ!?だって俺は別にお前の事が好きな訳じゃ……」
狛枝「じゃあこれから好きになれば良いよ。ていうかキミって本当はもうボクに惹かれ始めてるよね?顔を見ればすぐわかるよ」
日向「!!」
狛枝「ただまあ、今すぐに返事をしろって言うのはちょっと強引過ぎるかもね。キミの決意が固まったらボクの屋敷まで来てくれるかな?ちなみにこれが住所だよ」
日向「名刺……」
狛枝「それじゃあ期待しながら待ってるね!ボクの可愛い花売りさん」
日向「あ……待ってくれ!俺の名前は……日向創だ。その、狛枝さん……」
狛枝「日向創……うん。すごく良い名前だね。教えてくれてありがとう日向クン」
日向「じゃ、じゃあ今度会いに行きます。必ず……!」