日向「ここここここ、こまえだ。その……こここれ受け取ってくれないか……?」
狛枝「え……それってもしかして……」
日向「バレンタインチョコだ。しかも……本命だぞ(モジモジ)」
狛枝「そうなんだ……ありがとう日向クン。すごく嬉しいよ。そうか、本命か……」
日向「本当か?お前って甘い物が嫌いなんじゃなかったのか?」
狛枝「そりゃそうだけど、日向クンから貰ったチョコだから嬉しいに決まってるよ。まさか貰えるなんて思ってなかったしね」
日向「昨日お前の顔を頭に思い浮かべながら四つ葉のクローバー型の抹茶生チョコを作ってたんだ。お前は超高校級の幸運の才能を持ってるから喜んでくれるかもと思って」
狛枝「ふふ、キミって結構乙女チックだよね。とっても可愛いよ」
日向「こ、狛枝……それでその、返事は……?」
狛枝「返事?そうだね……ホワイトデーまで待ってくれるかな?どうせならその時にきちんと返事をしたいからさ……期待しててよ、ね?」
日向「あ、ああ……!俺楽しみにしてるから絶対に、絶対に返事くれよなっ」
狛枝「うん。待っててね、日向クン」