>>4
(お客様の隣に座って体をすり寄せるなんて接客の仕方は今までしたことがなくて)
(何でこんなことをしているのか自分でもわからない…けれど、腰に手を回されるとまた顔が赤く染まる)
ぁ……えっと……
(離れようと瞬時に思って、でも、そんな拒絶するような態度を取るのは失礼な気がして)
(躊躇いと恥ずかしさとで揺れる千夜に向けて、お客様は笑顔で抹茶ラテを口に含み近づいてくる)
っ……
(肩を掴まれるとビクッと震える)
(抱きしめようとするように体を引き寄せられて、胸の鼓動が速くなる)
ん、ぅ……っ
(何をされるのか分かったのと同時に目が自然と閉じて、唇に温もりがぶつかる)
(甘い抹茶ラテが流し込まれて、一緒にやって来た太い舌に、千夜の細い舌が絡められて)
(男女の交わりを意識するような積極的な絡み方を自然としてしまいながら、流し込まれた抹茶ラテを飲み込む)
ちゅ、っ……ん、ぁ……っ
(そしてお返しに、お客様の口の中に舌を送り込んで一緒に千夜の唾液まで届けていく)
(貪るような激しいキスと共に腕をお客様の体に伸ばして、男らしい体つきを手のひらで撫で回しながら…)

はっ、は、ぁ……ん、っ
(ようやく口を離した後は唇の間に唾液の橋がかかるほど)
(荒く乱れた呼吸をしながら真っ赤に染まった顔を見せる千夜の目は蕩けるような雌の目つきになっていて)

【サイコロの目=投稿時間末尾が】
奇数:急に我に返った千夜は小さな悲鳴をあげて両手で顔を隠すようにしながら俯く。
恥ずかしさで一杯で何も動けずに、触られても拒絶できない。
偶数:「次は何を注文するのかしら?」看板どおりの嬢のようにお客様に囁いて誘いかける。
それでも経験が無いのでぎこちなく、誘惑するようにお客様の股間に触れた手つきも恐る恐る。

【えぇ、大丈夫よ。そんな感じで行動を決めてもらえると嬉しいわ♪】