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嫌だと言っても無理やり連れて案内させる事も出来るんだぜ……なに?
(海賊帽が落ちてチャットの素顔がよく見えるようになると、短髪ながら目元の可愛さに気づきはじめる海賊の男)
坊主じゃなかったら……ああん? 女かお前!
(こちらが坊主と呼んだ事を頑なに否定するので、何かあるのか…とよく覗き込んでみると)
(少年にしても腰の細さや声の高さ、付けているアクセサリーや仕草などからようやく、チャットが女の子だという事が判ったようだ)

はっはははは、こ〜りゃ面白れぇ!
こんなちびっこい雌ガキのクセに大海賊アイフリードの血縁を名乗ろうってんだからな!
(チャットの腕を持ち上げ、向かい合って吊るすようにしながら、
 がしっ!…とチャットの頬をアイアンクローのように掴んで、何かを思いついたのかニヤリと笑う)
ま、睨み返してくる気の強さだけはそうかもしれねぇな。
だが女なら女でもっとやりやすい方法がある――
(頬を掴んだまま顔を近づけて、チャットの額の宝石のような物の真下へ男の口を近づけていき)
(チュッ)……こうすれば、何も無理やり言う事をきかせる必要はねぇ。
(チャットの額に熱くて荒々しい唇の感触が伝わると、次の瞬間、ただのキスでは得られない何かの感覚が、チャットの額を通り越して直接脳に染みていく)

どうだ、坊…いや嬢ちやんか。 不思議な感じだろ?
(額から、熱く艶かしい力が広がっていき、その力がチャットの一部の感情や理性をあやふやにさせる)
こいつはちょっと特殊な呪いでな……キスされたのは初めてか、ん?
(頬を掴んでいた手は優しく顎を撫でてチャット自ら顎を突きださせるように促し)
(額から離れた口は、チャットの反応次第では再びどこかへ口付けようとニヤついている…)