や、やめるんだ。
君はそんな事をしなくても、人間社会の中で生きていけるはずだ。
(彼女の瞳を見つめると、ゾクゾクっと身体が震えるのを感じる)
(鬼の手を使えば彼女を仕留められるけれど、彼女が人の心を取り戻すのを期待している)

(そんな中、実は自分の足元が凍らされていて、逃げられなくなっている事に気付けずにいる)
(彼女の冷酷な瞳を見つめ返していて)