>>574
【続きです】

痛っ! ……あっ、大丈夫です。…………ありがとうございます。
(久々の激しい自慰の疲れと寝不足、そして朝出掛けに始まってしまった月のものに精彩を欠いていて)
(会社の最寄り駅で、いつもならぶつからず躱せる程度の人混みで、男性とぶつかってお尻から転んでしまう)
(完全に閉めていなかったバッグから、中身が幾つかこぼれ出て、辺りに散乱する)
(ぶつかった同世代のスーツの男性は、「大丈夫ですか」心配し、済まなそうに散らばった莉緒の私物をかき集めて渡すが)
(ストーカーの足元近くまでマンションの鍵が滑っていった気付かず、それは莉緒も一緒でそのまま会社へ向かって行く)

あらっ? 鍵が無い。きっと、あの時……。帰りに駅の遺失物係の所で聞いてみましょう。
(午後から信也の会社で会議に臨むが、どこか集中力し切れなくて休憩時間に化粧室へ行きようやく鍵を落としたことに気づく)

……いえ、別に病気じゃありませんから、ご心配をお掛けして申し訳ありません。
(化粧室から出ると、たまたまトイレに行っていたプロジェクトに参加している信也の同僚に顔色の悪さを心配されて)
(丁寧に頭を下げて微笑むが、それはどこかぎこちなく、いつものような自信と輝きに欠けていた)


【ありがとうございます。スーツや部屋着の画像もあった方が良いでしょうか?】
【大丈夫です。こちらがこの先どう進めようか迷っただけですから】
【自分のSNSでは女性ですから変なことに巻き込まれないように用心して、顔出しや住所が特定されるような情報は書き込んで無いだけです】
【そちらが裏サイトへ投稿する際は顔出しOKです。というか顔が載せられている前提で過去の描写を入れてしまいました】
【ですが、裏サイトを見た他の人間が別の日に痴漢にするのはOKですが、信也さんが呼びかけての集団痴漢や輪姦は止めて頂きたいです】
【最終的に堕ちきった所まで行った時はまた考えますけど、それまではNGにさせてください】