>>604

(ランニングマシーンを終えた後は、ヨガのクラスがその日は設定されていないため、軽く筋トレをしながらスポーツドリンクを飲み切り)
(びっしょりと汗をかくと筋トレを止め更衣室へ行き、罠が仕掛けられた水着に着替えてプールへと向かう)
(外見は今までの水着と全く変わらず、普段からほとんど気にしない胸パットが少し小さいものに変わっていることに気づかず)
(それもパットが水溶性の物になっているなど夢にも思っていなくて、クールダウンを兼ねてゆっくりと優雅に泳ぎだす)
(プールの水をたっぷりと吸った胸パットは、泳いでいる間にゆっくりと溶けて薄くなっていって)
(ターンをしながらコースを何度か往復しているうちに、完全に溶けて消え去り生地が乳房の素肌に張り付いていく)

「おい、あの女見てみろよ。水着にぽっちがはっきりと見えてるぜ」
「おおっ、本当だ。乳首だけじゃなくて乳輪の形まではっきり分かる水着着て、ひょっとして痴女なんじゃね?」
(スイムを終えてプールサイドに上がった莉緒の姿を、同世代くらいの男性二人が目ざとく見つけ)
(下卑た笑みを浮かべて指を指すと、視線と声に気付いた莉緒は信じられない思い出立ち止まり視線を下ろせば……)

キャァァァッ!
(まだ自覚症状は全く無いものの媚薬の効果が僅かに身体に顕れ始めていて、乳首がいつもよりプックリと大きく膨らみ)
(水着の生地はそれなりの厚みもあり透けてはいないが、乳輪も盛り上がってはっきりと形が現れていて)
(それを見た瞬間、いつもはクールに澄ましている莉緒の表情が驚きと羞恥で凍りつきすぐに崩れて)
(なんでこんなことになっているのか分からず、悲鳴を上げパニックに陥りしゃがみ込んでしまう)
(しかし、すぐに自分のタオルを置いた場所を思い出し胸の辺りを手で隠して、タオルの所まで小走りに進み)
(掴んだタオルで胸元を隠しプールサイドから女子更衣室まで走っていった)
「なんだよ。自分で見せておいてキャーッはないだろう?」
「ケチケチせずに中も見せろよ」
(逃げる莉緒の耳に男たちの厭らしい言葉が容赦なく追い打ちを掛けていた)

フゥーッ。
『何かが絶対おかしい……。
 今日の水着のことと言い、無くなったと思った下着がベランダの隅にあったことといい。
 ……もしかして前に戸棚のカップが微妙に位置がズレていたように感じたのも……、あの時は気のせいかもって思っていたけれど
 それに、いつも誰かに見られているような気もするし……』
(ジムからの帰り、電車は残業を終えた会社員や一杯引っ掛けてからの帰りの乗客で混んでいて)
(そこ混雑から逃れるように、下車する駅まであまり開かない扉の隅に凭れ掛かり)
(何気なく流れる車窓の風景を眺めながら、今日を含めここ最近どう考えてもおかしいと感じたことを思い出していると)
(先程のプールでの晒してしまった痴態がフラッシュバックして)
『もう、あのジムには恥ずかしく行けないよ。
 せっかく、会社帰りに料金もリーズナブルで清潔で利用しやすかったのに……
 それにしても今日は暖房効き過ぎじゃない?』
(頬が羞恥で火照るのを感じて両手を頬に当てて冷やそうと試みるが、いつも体温は高い方では無いにも関わらず手も暖かくて)
(アルコールが入っていないお陰で、遅効性の媚薬が効果を現すのが前回よりも遅いが、僅かに自覚できる程度の効果は見せ始めていて)
(身体全体が火照り始めているのを、電車の暖房の温度設定か恥ずかしいことを思い出したせいだと思っていた)
(そして全く無自覚のまま太腿の内側同士を擦り合わせると、後ろから見ればお尻を小刻みに振っているようでもあって……)


【一週間以内にお返事出来ればと思っていたのですが、少し遅くなってしまいましたがレスを張っておきます】
【この後、痴漢するか今日は媚薬の効果を確かめるためにそのまま帰すかの選択は信也さんにお任せします】
【ただ、痴漢を選択するのであればお願いがあります。今回はまだスカートを捲り裾から手を入れたり】
【上着のボタンを外したり脱がしたりして下着の中に手を入れるようなことは遠慮願います】
【脚はノンガーターストッキング(ガーターベルトで吊らないタイプのガーターストッキング)ですので露出している太腿を触るのはOKです】
【それではお返事をゆっくり待たせていただきますね。寒暖の差が激しいのでお体をご自愛ください】