>>614の続き

ン、ンン、ン……アッ……ハァ〜……フゥ〜ッ。
(アロマを焚きながら、勉強したりファッション雑誌を読んだり、お気に入りのネットショッピングを見たりしていたが)
(パソコンのカメラに映っていた莉緒の顔は、徐々に上気して艶やかに染まり)
(活き活きと煌めいていた瞳は光を失い、トロンと蕩けて虚ろなものへと変わり始めていて)
(サプリに含まれた媚薬と、アロマに混ぜられた効きのあまり強くない媚薬が相乗効果を現し)
(頭はボーッとして、先程のDVDの内容が何度もフラッシュバックしてそのことしか考えられなくなっていく)
(本能に導かれるままDVDをゴミ箱が取り出し再び見始めると、先程の嫌悪とは異なる潤んだ瞳で食い入るように鑑賞する)
(AVにしては珍しくしっかりとしたストーリー仕立てで、女性が見ることも多少は意識した作りになっていて)
(いつもは仕事のパートナーであり、優しく仕事を教えてくれる憧れの上司が実はSで、美緒を最初は痴漢しながら)
(徐々に内容をエスカレートして調教していくという内容になっていた)
『……何か私が……されてる……みたい……』
(美緒がペニスをショーツの中に挿入され素股でイカされてしまった場面では、すでに莉緒のショーツも愛液でベットリと濡れていて)
(そっくりではないがどこか似た容姿と、作中で連呼される「美緒」という名が、媚薬効果で鈍った思考の中でいつしか「莉緒」とすり替えられていく)
「ほら、美緒(莉緒)の好きなオチンポどうするんだっけ?」
(調教が進んだ美緒は、目の前に突きつけられた上司のペニスを何の躊躇いもなく口に含んでいけば)
『わ、私も…………しなくちゃ…………』
(なぜそう思ったのか、なんで嫌じゃないのか、それは分からない。でも、そうしなくてはならない気がして)
(先ほど放りだしてあった智美のプレゼントを手にして、それが当たり前かのように口に含んでしまう)
ンチュ……ハムゥ……ヌチュ……ンンゥ……ンムゥ……チュパ……ジュル……。
(映像の美緒に導かれるままそれをなぞり、美緒がするように舌を這わせ口いっぱいまで含み)
(上司に指示される通りに舌を遣いながら、熱心にピストン運動を繰り返し恍惚の表情を浮かべ奉仕していく)
……チュプ……ニュチュ……はひぃ……お、おいひぃ……おいひぃです。
ハムゥ……ムチュ……くらさぃ……ンムゥ……口マンコにいっぱい下さい……ン、ングゥ、ンムゥ……。
(ディルドーを握っていない手は美緒と同じく自分のオマンコをかき回し、上司の言う通りに器用に持ち替えディルドーの陰嚢を揉めば)
(理由は分からないもののドロリと粘り気のある疑似精子が口腔内に溢れて、それを美緒と同じように飲み下していく)
(ディルドーのシリコンの匂いも、自分のはしたない姿も気にならず恍惚の表情を浮かべ、飲みきれなかった精子が左の口の端から糸を引き落ちていく)
(AVはさらに過激に淫靡に美緒の調教が続けられていたが、久々のジムで疲れていた莉緒はディルドーを握ったまま、その場に横になり静かな寝息を立て始めていた)

(それからまた一週間経って、仕事は相変わらずそつなくこなしてはいたものの、莉緒の心と身体は少しずつ異変をきたし始めてきていた)
『私、どうしちゃんたんだろう? 最近、男の人の匂い嗅ぐとなぜかドキドキしちゃう……』
(全部の男性に対して感じるわけではなく、いつものように汗臭い若い男性や加齢臭漂う中年にはときめかないものの)
(自分が好ましいと感じる男性の体臭には、今まで感じたことのないくらい身体が反応を示すようになって困惑していた)
(そして、あれほど最初は嫌悪を覚えたにも関わらず、AVもディルドーも使いはしないもののまだ捨てずに持っていた)

『明日は新しいジムだし、今日は早く寝なくちゃ……』
(流石に男性がいる時は恥ずかしくて同じジムには行けず、同じ系列の別の駅にあるジムへと変更していて)
(会社帰りに気軽に寄ると云う感じでは無くなったが、スポーツウエアも新調して楽しみにしていた)

【大変お待たせして申し訳ありません。リアルでトラブルがあり体力的にもギリギリでお便り出来ませんでした】
【レスを置いておきますので、まだ続けていただけるならよろしくお願いします】
【それと長くなりすぎたので、展開が気に入らなければ智美が信也の指示で動く部分以降カットしてもらっても構いません】
【スレをおかりしました】