一番恥ずかしい……ポーズ……ですか?
ちょ、ちょっと待って……ください。
(そう言ってどんなポーズをするか、考える)
(最初に考えたのは、何が一番恥ずかしいポーズか……ということより)
(本当に自分が一番恥ずかしいと思うポーズをするのかということ)
(自分が思う一番恥ずかしいというのはあくまで自己申告なのだ、だから実質どんなポーズをとろうとかまわないということになる)
(とはいえ、あからさまに恥ずかしい場所を隠したり、大人しいポーズを取ったのではウソがすぐばれる)
(だから結局はある程度恥ずかしいポーズを取らなければいけないのだが、そのある程度が問題だ)
えっと……先に……ブラも外しときますね。
(時間稼ぎのように、そう言って残っていたブラジャーを外して、靴下を残して裸になる)
(露わになった胸は乳房の大きさは年齢の割りに育っているものの、乳首の色は初々しく乳輪も小さかった)

うう……恥ずかしいポーズって……
ご主人様が命令してくださらないんですか……?
(どんな恥ずかしいポーズでも、それが他人から指定されて命令されたものならまだ救われる)
(しかし自分が考えて……自分で選んでそのポーズをとるのは肉体だけではなく、精神的にも恥ずかしい)
(そのポーズを考えて実行したのは自分の意思ということになるのだから)

う……うぅ……
(しゃがんだままつま先で立つとそのまま脚を左右に大きく開いていき、バイブに責められてビチョビチョになった股間を丸見えにした)
(相撲の蹲踞のような、犬のちんちんのような姿勢を取る)
(両手は拳をぎゅっと握ったまま両脇に揃え、両方の乳房を挟んで谷間を作るようにした)
続けてください……ご主人様……
(胸と股間、自分の恥ずかしい場所をさらに強調したような恥ずかしい格好)
(たとえ誰にも見られていなくとも出来ないような恥ずかしい自分の姿に、声も身体も羞恥に震える)

(でも実はこれは……本当に自分が思う最も恥ずかしい格好ではなかった)