揚羽お姉さんが言うと、ちょっと冗談に聞こえないな、なんて……?
(冗談にくすりと笑うけど、屈んでこちらと目線を合わせたことに首を傾げ)
(その色違いの瞳をじっと見つめて……抱きしめられると、わずかに息を漏らして)

……僕、揚羽お姉さんが、揚羽おばさんになってもいいもん
揚羽お姉さんのこと、普通に「揚羽さん」って呼んで……
僕が好きなのは、揚羽お姉さんだけ、だもん……ん、ちゅ……
(拗ねたような声で答える。でも、そうした言葉はキスに溶かされて)
(むすっとした表情で……真っ赤な顔で、何か言いたげに見つめるが、何も言えない)

むー……僕だって、もうそっちは大人だもん
揚羽お姉さんのこと、気持ちよくさせられるんだから
……館のあれこれも見てるんだからね?
(頬擦りに気持ち良さそうにしつつも、反抗心からそんな言葉が口をつく)
(館であれこれを見ているのは本当。でも、大人かどうかはまだわかってなかったりする)