僕は年上のほうが好きだから、いいの
揚羽お姉さんのこと、絶対お嫁さんにする……泣いて止められたって、決めたんだから……
(口ではそういうものの、何だか心には諦めの気持ちもあって)
(複雑な表情で、立ち上がる姿を見つめて……)

……だって、扉が開いてるんだもの。揚羽お姉さんの、「ごほーし」だって……え?
(目の前で始められた、突如パントマイム)
(それは、いつものように……「お客様」の精を受けようとする彼女の姿で、)
(まるで、「お客様」がそこにいて……何もできない自分の目の前で、行為がなされているようで)

ひ、ひどいよ、揚羽お姉さん……
僕にはしてくれないのに……
(羞恥に顔を歪ませ、脚の付け根……股間辺りを押さえながら、涙目で訴える)