ピ…ピンクぅ?
(思っても見ない返答に思わず声を上げると、酒に燻された喉が震えて少し咽せる)
ゲホ…ッ ピンクが似合うってドーイウ意味だよ、どういう…
俺の趣味じゃねえって事はオレ様の名誉としても付け加えさせろよ、ソレ
(ムッツリした表情で少し睨むようにロゴスを見ると小皿にリゾットが選り分けられる)
…世話焼だな…アンタ、毒気が抜かれるっつぅか…まぁ貰えるモンは有り難く頂くぜ?
遠慮はしないタチなんでね
(お腹に何か入れた方が良いという配慮をされたにもかかわらず、タバスコをふりかけてスプーンで掬い一口)
模範ねェ…模範だなんだっていう人間にはロクなヤツがいねぇってアンタ知ってるか?
(芝居がかった口調でそう言う相手に、ラムを差し向けてククッと喉の奥で潰すように嗤う)
…ヘェ?そいつぁ意外だったな
(肉欲、の言葉に少し眉を上げる)
流石模範市民サマ、モラルってもんをしっかりと守られているようで…
(ニヤついた表情で、品定めするような目線でロゴスを見ていると頬を膨らまされる)
馬鹿だとは思っちゃいねェな…オレ様の表情は地だぜ、勘ぐるだけアンタが疲れるだけだ
(気まぐれにふい、と体つきにしては大きめの手を上げると)
(ロゴスの前髪を指先で少し上げるようにしてサラリと指の上で遊ばせ)
(そのまま元のようにカウンターの上に腕を戻す)
(霊体で過ごして来た自分の時間には肉欲に浸ったと言える事も特に無く)
(事も無げに言った相手に何となく興味が湧いたのかもしれない、自分でも人に触れるような自分の行動が内心以外だった)
【そろそろアンタの方が時間かねェ?ヤバくなりそうだったら直ぐに退出してもらってもかまわねぇよ】
【アンタとは又本スレの方でも話せるだろうしな…、もしまだ時間があるのならば、もう少し話していたい所だがよ】