>>154
大げさだなんて…冗談いうような顔に見えるかな。

へぇ…そうなんだ。偉いんだねぇ…君は。
僕が君くらいの年頃にはそんなことなんて思いもしなかったよ。
お小遣い欲しさにバイトはしてたけど…。
(感心した表情で蒼菜のことを見つめると)

怖くないのかな。こんな時間に男の人と二人っきりでお店にいるのが。
僕が狼さんだったらペロリと食べられちゃうかもしれないよ。
(おどけた様子で口を大きく開けて蒼菜を食べるような振りをすると)

お待ちしてました。
さっきからいい匂いがしてたんで、いつお腹の虫が鳴き出すか冷や冷やしてたよ。
(嬉しそうな顔で目の前に料理が置かれるのをじっと見ていたが)

そこまで自信を持って言うんだから楽しみだなぁ…。
いただきます…まずはスープから…。
(両手を合わせて軽く一礼すると、まずはスープを口に含み)

……美味しい。君が毎日飲みたくなるスープって言うだけのことはあるよ。
このお店の近所に住んでいたら毎日飲めるんだけど…残念。
それにしても…こんなに美味しいスープを君が作ったなんて…。
高校生なんでしょ。
(目の前にいる女の子がこんなに美味しいス