かしこまりました。
少々お待ち下さいませ…
(名無しさまに背を向け、ティーワゴンの上に用意していたお茶の葉をとる)
(作法に乗っ取ってお茶を入れると、左手を皿に、右手で熱くない部分を持って支える)
(両膝をゆっくり床につき、お茶の入った湯飲みをテーブルの上に置く)
どうぞ、名無しさま。
お熱つございますので、舌を火傷なさらぬよう気をつけ下さい
あら、左様でございますか。
ですが、緊張なさらなくてもよろしいんですよ?
(名無しさまの肩の力を抜いてもらおうと優しく語り掛ける)
そうですね、来客対応は多いですから。
お茶請けはいかがでしょう?
芋羊羹なるものがございますが。