(医師の浮かべる笑みは自分がもっとも嫌うもの)
(いやらしくて不気味で、無力な少女には恐ろしささえ感じられる)
(猿轡を噛み、自分に活を入れるが)
(指先の震えやにじむ涙は止められない)

…ひぐっ!?う、う!
(医師の太い指が襟元に来て、ぶっきらぼうにボタンをはずしていく)
(この男と密室で二人、そしてむき出しにされて行く男の欲望)
(めまいのしそうな嫌悪感に声を詰まらせ抵抗しようとするも身動きは出来ず)
(すぐにパジャマは開かれ、自分の嫌う「大人になりかけた」胸が露出される)
(ついにはおとこの手が自分お肌に直接触れ)
んー!うー!
(嫌だ、と叫びたいが、声も出ず)
(首を振り、足をばたつかせ必死に拒否を示す)


【そうですね、喋れたほうが表現しやすくなりますが】
【取るタイミングはお好みで、お任せします】