(自分もみたことのない「そこ」を言葉で表現される)
(自分の身体がどうなっているの理解できなくて)
(感じるって?あたしがセックスしたがってるってこと?)
(違う、違う、そんなの違う!)
(拒否したいが、自分の身体に起こっている変化は鋭敏に感じられて)
(自分の中に舌が入ってくると、びくびくと太ももを震わせ)
(中を舌が動くたび、幼いからだがひくつき)
(身体も熱をまし、太ももの内がわにピンク色に自傷の傷跡が浮かぶ)
(中年の舌に、いたぶるように中を攻められ)
(戸惑っていただけの初めての感覚は、だんだんと快感として知覚されて行く)
(そこから舌が抜かれると、嫌、と言いそうになった自分に驚いて)
(猿轡と手械がはずされるが、もはや暴れる体力も気力もなく)
(はぁはぁとあえぎながら、唾液に汚れた口元を力なくぬぐうのみ)
(医師の言葉は耳を通り過ぎだけで)
(その体重が改めて自分の上にのしかかっても、気にもならず)
(鋭敏になった膨らみや秘所の感覚が意識を支配している)
治療…?
っく…ずるいよう、ずるい、ずるい…大人は…男のひとは、ずるいんだ…
そうやって、私のためとか言いながら…ひっく…
(しゃくりあげそうになりながらつぶやいて)
私、死ぬんだもん!治療なんてできっこないよ、病気じゃないもん…
いいよ、綺麗なままで死にたかったけど…
あんたなんかに治せないって、わからせてやる…
(秘所にぐっと何かが食い込む感触があって)
(幼い知識ながらも、それがなんだか理解して)
(強がっては見るものの、改めて犯される恐怖に身を固める)
【時間了解です。休憩は不要ですよ】