(一見小洒落たその店には普通のメニューは勿論のこと、とある特別メニューがあった)
(それは店のウェイトレスさんが実はスィーツを擬人化したもので、場合によっては
時々お客様に食べられてしまう事もあるという事)
(先日からこの店で働きはじめたシャーロットは、まだ『特別メニュー』をご注文頂いた
事はないけれど、不安や好奇心などで様々な感情が入り混じった様子で今日も『普通の
ウェイトレス』として働いていた)
ふぁ…今日も働いたなぁ…
(ぅーん…っと軽く伸びをして、キュキュと日当たりの良いテラス席のテーブルを
拭いている)