ぷあっ、はぁっ、はっ、
(流し込まれた唾液ゆを上手く飲み込むことができなくて口のはじから垂れる)
(やっと解放された頃には息も絶え絶えで目に貯まった涙で視界がぼやけた)

はぁ、…ううん、嫌じゃないよ。すごく、きもちいい。
(ヴェンの頬にキスをして彼の背に回した腕に少し力を込める)
(申し訳なさそうにする彼の瞳の奥は欲望の炎が衰えることなく燃えていて)
(その輝きになぜか胸がきゅんとした)
(さらに紡がれた彼の告白に胸がますます締め付けられる)

(交わっていいか、その言葉の意味がわからないほど子供ではなく)
(期待と緊張と恥ずかしさでもうどうにかなってしまいそうだ)

ヴェン…やさしく、してね?
(青葉はゆっくりと目を閉じた)

【了解です。解凍はいつにしましょう?】
【私は大体毎日20時位から大丈夫です】