>>318
(霜鬼の周囲を小刻みに跳躍していた悪刀娘は斬りかかる隙を伺っていたが、
彼が纏う闘気の温度の低下が増した事に気付いて)
「隙が無い、同じ手は通用しない、か…」
(前回の戦いでは素早さを生かして接近し、一撃を与えて退散させる事が出来たが、
それへの対処を行っている霜鬼の手際に微笑して)
「それなら取る手は一つだけ、ならば…」
(霜鬼の正面で停止し、両手で構えた奪魂丸を頭上へ掲げ、その刀身へ霊気を充填して行く)
(それは、今までの霊気弾以上の量で刀身は虹色の光を帯び輝いて)
「霜鬼っ、その勝負、この悪刀娘、受けるっ!」
(氷の塵が舞い飛び、おそらくは氷点下に低下しているだろう中でも、勝負に集中している
悪刀娘には寒さでは無く、熱さを感じていて)
(これ以上の消耗戦になる事を避け、一気に勝敗を決しようと紫の相貌で白い鬼を睨み付けて)
「行くぞっ、霊刀斬っ!」
(お互いの距離を跨ぐ程の長さに夜空に立った霊気の剣が、掛け声と共に振り下ろされ、霜鬼へと
向かって行く)

【こちらこそ、時間を間違えてしまいました】
【流れとしては渾身の技を耐え切った霜鬼の反撃を受けて敗北確定し、先の打ち合わせの通りに
認識が変化して>「コイツになら負けてもいい」)
【その後は性的行為に移る形で】