【こんばんは…今日は悪刀娘ちゃんね?】
【今夜もお願いね】
はいはいっ?
(夜も更けて闇の割合が高くなった時、壁がノックされ出ると)
(律子を大人の様にした少女が立っていた)
あ、貴女が悪刀夢ちゃんね?
いいのよ、律子ちゃんに手伝ってもらっているし顔をあげて?
(礼儀ただしい少女剣士の頬を優しく撫で)
そうそう、悪刀夢ちゃん、貴女律子ちゃんと一心同体なのよね?
だったら話は早いわ貴女も妖怪蜘蛛になれるのよ。
ふふ、謝るより貴女も蜘蛛になって虫たちを食べて。
そうすれば私の気持ちも分かると思うわ…。
(そう言って、昨夜は律子に虫の味を覚えさせたが)
(悪刀夢にはまだなのでその点を経験させようと思い)