【いいえ、此方こそ、お手数を取らせました】
>>472
(蜘からの提案、それは最初に出会った蜘子とは違う物で、律子はともかく
悪刀娘には到底受け入れられない筈だが、二人の口から出た言葉は予想外の
物で)
「ふーん、面白そうね、やってみたいな…」
「妖に会えば妖を斬る、人に会えは人を斬る、それだけだ…」
(蜘と同じく、人と霊も律子と悪刀娘の意識や人格が歪み出していた)
(三身一体の蜘蛛妖怪は、もはや人と共存を望む心優しい妖怪と、彼女の
理解者たる女子高生、妖怪から人々を守る退魔剣士の融合体では無くなっていて)