>>495
(初人食を終え満足していた人は、臀部の疼きと、そこへ現れた顔と声に
驚き、呆れれ)
「へ? ちょ、ちょっと…加奈?」
「あのね、こんな格好で仲間にしてあげる、って、は〜いっ、て言わない筈だと
思うけど…」
(妖怪に思考変調しても変わらないらしい、何処かズレた言い分に呆れた蜘の一声
で、物言わぬ模様へ変わった加奈を見て、喜ぶ人と霊)
「えぇ、楽しそうです」
「次は誰にしようかな…」
「ほぉ、獲物を飾るとは、流石に蜘殿だな」
(既に三体は人の味を覚えた凶悪な融合蜘蛛妖怪へと変貌していて)