>>521
「ハァ、ハァッ…あ、く、蜘子どの…」
(意識が回復すると、見慣れた場所と相手の姿がぼんやりとした
視界に入る)

「お願いする、それでも解毒しないと、それに…律子の…私の
本体は、消す訳にはいかない…」
(彼女からの言葉に、弱々しいが首を縦に振り、同意して)