あ おじーちゃんの声がする!
(ドアの向こうからおじーちゃんの声が聞こえて、ぱあっと笑顔になる)
こんばんわ〜!
(ドアを開けて中に入る)
おじーちゃん、これ〜。
(クツを脱いで 柊の枝を見せながらおじーちゃんの側に行く)
(広げられた腕にそのまま飛び込んで おじーちゃんにギュッと抱きつく)
うん! 僕、ご飯まだです。
おじーちゃんと一緒に食べたい。
ご飯貰うかわりに、これおじーちゃんにあげる。
(柊の枝を炬燵の上に置いて)
(出て来たご飯を見て、ゴクッと喉を鳴らす)
いただきまぁす。(お辞儀)
(お味噌汁の匂いをクンクンして、ほ〜っとホッペを赤くする)
ねえね おじーちゃん、その枝なにに使うの?
(カマボコをパクッと食べながら聞いて)
【おじーちゃん お願いします】