>>252
手下@「この野郎… その達者な口をもう一度黙らせてやろうか!?」
玄随「まぁ落ち着け―― お前はすぐにかっとなるのが悪い癖だ。
   …今日、君をここに招いたのは他でもない。
   君のお姉さんは確かこの街の神峰病院に入院されているね?」
(ソファへ堂々と腰かける玄随へ向け吐き捨てるよう言葉を投げかければ)
(黒服の一人が再びつかみかかろうと前へ乗り出す、すかさず玄随がそれをいさめ)
(彼が口にしたのは瑞穂にとってただ一人の家族である、姉が入院する病院の名前)

玄随「どうして… という顔をしているから教えてあげよう。
   私は悪事の裏でこういった慈善事業にも力を入れていてね。
   そんな折に関係者から連絡を受け、いろいろ調べていたんだよ。」
(いとも簡単に姉の存在を出した玄随に驚いた表情の退魔師を前に)
(首謀者は理由をよどみなく述べていく)