いえ、そんな……。
ありがとう、ございます……。
はい、頂きます。
(高級酒であろう酒を容易く煽る豪快さとそれで揺るがない酒の強さを感じながら)
(自分にも注がれた酒を口にしていくと喉を熱い琥珀色の液体が下りていく)
(さっき飲まされた精液が清められる気がして内心、ホッとしていると)
はい、黒木様、お願い致します。
……あっ、ふ……。
(またも酒を注いでいくと黒木の手が太ももを這っていく)
(気をやったばかりだからか、それとも打たれた薬の効果なのか)
(身体が過敏な気がして声を漏らしながら、どうすれば良いのかわからず黒木に身体を任せてしまっていた)