【解凍の為にお借りします。】
【今宵も宜しく御願い致します。】

>>314
黒木「それは本当かい? なら話は早い。
   車を待たせてあるから、私がとった部屋に移動しようじゃないか…。」
(黒木は酒を運んでいる接客係と思しき男を呼び寄せ、耳許で囁いている)
(おそらくこの男が客と店で働く女性たちとの逢引を手筈しているのだろう)
(始めは困惑した様子の男であったが、黒木の手から懐に幾枚かの札を差し込まれれば了承したようで)

黒木「ここだよ瑞穂君、あのオーナー始めはぶつくさ言ってたが金さえ積めばこんなもんだ。
   じゃあ、改めてその体をじっくりと見せてくれないかね瑞穂君?」
(2人をのせた車は都会の喧騒を離れコテージやホテルが建ち並ぶ、行楽地へとひた走る)
(その家の一軒に車は横付けされ部屋へ通されると、中は豪華な調度品で飾られており)
(瑞穂もその飾りの一部のように、黒木から可憐な体を一回りして見せるよう言われて)