(全身をつつむ力強い男の身体も、情熱的で荒々しい唇も、アナルをつらぬく熱い鉄棒のようなペニスも)
(最初は幻覚、まぼろしだったはずなのに、いまでは本当に男に抱かれているようだった)
(視覚をうばわれたゆかは他の感覚が敏感になってしまい、現実なのか幻覚なのかわからなくなっていた)
(実は現実の男がこっそりゆかを抱いていたんだ、とあとから言われても否定できないくらいに)
やっ、やぁぁっ、いやっ、うるさっ、いっ、あっ、あぁぁっ!
(ただ、幻でも現実でもゆかの意にそぐわないセックスが嫌なのは変わらない)
(どんなにアナルが、体が快感を感じてしまっていても、身体を好き勝手されるのはおぞましくて恐ろしい)
(ゆかは手足が傷つくのも恐れず、そんなことは思いもつかず幽霊と快感から逃れようと暴れてもがいた)
(でも、いくらもがいても幻覚の男はゆかをしっかりと受け止め、アナルを激しく愛して快感を与えてくる)
ああっ、や、あんっ、んんっ、やぁっ、あふっ、あぁぁっ!
(いつしか、快感から逃れようともがいてるのか、感じすぎてもがいているのかも分からなくなって)
(幻覚の男に抱かれているように、ゆかは古着を着てしまうことになる)
あっ、あっ、ああああぁぁぁ〜〜っ!!!
(直腸の奥深くでペニスが爆発してゆかの幼い子宮をゆさぶる)
(ペニスの脈動がアナルを刺激し、腸内にひろがる熱い飛沫がゆかにとどめを刺した)
(頭の中が真っ白に塗りつぶされてしまう快感にゆかは打ち震える)
(イカされたことが悔しくて歯がみするけれど、それすらもアナルの快感が押し流してしまう)
んんっ、んんっ、んん〜〜っ!
(快感が強すぎて目まいをおこし、快感の海に溺れているように感じる)
(とっさに手足をのばしてしがみついたのは幻覚の男の身体だった)
(幻覚の男は両手足でしがみつくゆかをやさしく受け止め、抱きかかえて撫でてくれる)
(それはずっと忘れていた感覚、迷惑をかけないために家を出たゆかが心の奥底でのぞんでいたもの)
(母に抱かれる心地よさと安心感を思い出して――ゆかは一粒の涙を流して眠りに落ちた)
【面白い展開だと思います】
【恐怖と快感がまぜこぜになって最後は・・・みたいな】