>>129
お買い上げ、誠にありがとう存じます。
(浅黒い顔を輝かせ、作り笑いではなく本物の笑顔で深々と頭を下げる)
あははっ、お気遣いいたみ入ります。ですが、商人には現金が一番有り難いんでございますよ。
ですから、美しい芸術品は相応しいお方がお持ちになるのがよろしゅうございます、はい。

(蜂蜜と媚薬の値段を告げるが、それは相場の範囲で、まず良心的であろう)

…ところでプラムの蜂蜜は、西域では精力剤として有名でございます。
そしてこの壜の中身、実は媚薬でございます。
(と、真面目くさった顔を作り、耳元に口を寄せて)
いい香りでしょ?普通に嗅ぐだけなら何の害もございませんが、肌に擦り込めば異性を狂わせる魔性の香りになります。
どうお使いになるかは、お役人さま次第でございますよ。

(代金を受け取ると、様々に愛想を振り撒きながら退出し、長兄とともに宿舎に帰ってゆく)

【強引に〆てみました。今後もよろしくお願いします】