>>466
ッ…るせぇ!
一服盛られようが…人間の、それも脂の塊なんぞに後れを取るかよっ…!
(ギロリと睨む眼光は、薬に犯されている今も一切のかげりはなく)

がっ…ぐ、ぎっ…いっ…
糞、野郎ぉ…が…っ…!
調子にのんなよォッ…!
(全身をさいなむ痛みに眉根をしかめつつも、自分の体調を徐々に確信していく)
(一切の前フリもない痛みは、被虐心を増幅させるどころか、徐々に獣人の闘争心こそを刺激し)

ッ…ここ、かよっ…
んだらぁぁぁっ!
(何度目かの殴打に合わせ、鞭を掴み取ると、逆に思いっきり地面へと引き寄せ)