下衆が…
貴様の言葉が信用に値するとでも思っているのか?
汚らわしい人間の分際で、誇り高い獣人を苦界に落とした屑の言葉を
私が信用すると思っているのか…
…思い上がるのもいい加減にしろ、豚が!
(差し出した手そのものを獣人の力で蹴り飛ばし)

まともな場所と飯、だと?
貴様が心配するべきは、処刑までの間
まともに咀嚼ができる口であるかどうか
痛みに耐えながら眠ることができるかどうか、だ!
この醜い豚が! その脂肪は単にブクブクと肥え太っただけか!
(男の怯える仕草、とりなしてくれと頼む態度、賄賂という行動)
(その全てが獣人の価値観からすれば侮辱に等しいものであり)

挙句の果てに、この私を相手に賄賂、だと…?
命を賭けた侮辱としては、それなりに効果的だったぞ。
こんなにも腸が煮えくり返ったのは久しぶりだ…
…王の裁定を待たずとも良いと言うのであれば、即刻この場で切り刻んでやるものを…!
(腹立たしそうに剣を握って、地面を叩いては、切りかかろうとする己を抑え)

この石っころこそ、貴様の下らん人生そのものなのだろう?
そんなもののために人を騙し、人を裏切り、人を売り、最期は命を落とすのだ
冥府の底まで持っていくがいい…!
(男に投げつけてやろう、と、蹴り飛ばした石を拾い)