誰に仕込まれたのか知らんが舌をあれだけ器用に動かせるくせに、喋る方は相変わらず下手くそだな。
「まあ、いったん突っ込んじまえばちゃんと使える口だから許してやれよ」
(何回やらせても不明瞭な言い方は一向に良くならず、すでに半ば呆れ気味であるものの)
(さんざん使い込まれてきた身体は、それなりに性技を身に付けており)
(普段から風俗などにはまったく縁がない浮浪者からすれば、それでも十分に楽しめるものであった)
それもそうだな。お前みたいな肉便器に期待する方が間違ってたわ。悪いねぇ。
「引きこもりがたくさん話して喉が乾いただろう? そら、褒美だ!」
(暗音に向けられていた恥垢まみれのペニスの先端、鈴口がぷっくりと割れると)
(そこから、黄ばんだ小便が大量に飛び出してきた)
(放物線を描く何本もの排泄液のほとばしりは、狙った通り暗音の口に着弾し)
『ふぅ……、女の口に小便を出すっていうのは何回やってもいいな……』
「はぁ〜。スッキリしたぜ。せっかく出してやったんだ、飲め! 美味しそうに見せつけながら飲めや?」
へへっ、膀胱に溜まっていた分、全部暗音の口に捨ててやったぜ。……おう、待たせたな!
(最初に暗音の周りを囲んでいた浮浪者たちが放尿を終えると)
(顔の前に垂れ下がる黒髪で、ペニスに残っている小便の滴を拭き取る)
(その間に、後ろで順番待ちしていた次の浮浪者が暗音の周囲に立ち並んで放尿を開始して)
(暗音の口内は、喉の奥から唇の縁ぎりぎりまでたっぷりと浮浪者の小便が注がれてしまった)
うへっ、口の中に小便の池ができてら……。
おら、口便器。うがいとゆすぎをたっぷりして出してもらった小便を味わってから、
喉を鳴らしてごくごく飲んでみせろや。
「ごちそうさまもちゃんと言うんだぞ?」