はいはい、いいから観念してついてくるんだ。まったく、こいつぁかなり骨が折れる仕事だな…
(ルミィの調教担当になってから、彼女を調教室に連れて行く時はいつもこのような抵抗をされていて)
(結局腕力で軽々と引っ張りだしてはいるものの、ここまで反抗的な時期が続くのもあまりなく)
(軽くひとりごとを呟きながらため息をつく調教師。しかしそこまで深く悩んでいるようには見えない)
(日々の激しすぎる程の調教が確かに効果を出してきていることは手応えとしてあるからだった。後は心の底まで堕ちきるのを待つのみ)
(抵抗されなくなってから「次の段階」に進む手はずではあったものの、先にルミィの調教段階を進めることにしたのだった)
着いたぞ。それじゃあ今日の調教メニューを始めていくからな?
(廊下を進んだ奥にある別の鉄扉を開くと、奴隷の部屋よりもずっと広い調教室の光景が開けていく)
(薄暗い石壁に囲まれたそこは、ベッドとひと通りの家具が揃っていて、奥にはシャワー室も見受けられ)
(クローゼットには様々な衣装が見え隠れしていて、一見普通に暮らせるような部屋ではあるが)
(棚には調教用の性玩具が大小ずらりと揃っており、壁や家具にはいたるところに鎖を結びつける金具が取り付けられている)
(その部屋の中央にあるベッドの前までルミィを連れて行くと、彼女の目の前に立たせたままどしっとベッドに腰掛けて)
さて、まずはこれまでの復習だな。俺の目の前で服を脱いでみろ。
脱ぎ終わったら体を隠すことなく全て俺に見せるんだぞ…やってくれるな?
(復習と言ったものの、ルミィが大人しく言うこと聞くほうが珍しいほうで)
(大体は結局自分で無理やり剥いてしまうパターンではあるのだが、ルミィの行動に期待した目つきで奴隷服を被った少女を見つめて)