(姿格好から冒険者であると判別できるだろう。慣れているのか、道なき道をすいすいと進んでいく)
…ふぅむ。どうやらここがそうみたいじゃな…
しかしこの様な場所にまだ未踏のダンジョンがあったとはのぉ…
さて…と♪何かよい物があるといいのじゃが。
(彼女の名はシャーロット。街でも名のある冒険者である。主に軽装備・速度を重視しており
防具もライトアーマー他手と足を覆うブーツ他簡易防具と申し訳程度の装備である。変わりに二振りの剣を腰にさげている)
(遺跡内は果たして薄暗く、そして妙に表現しがたい黒い生物の存在が目立つ遺跡だった)
(途中野良か住み込んでいるのか…ゴブリンやオークといった種族と鉢合わせるも、難なく撃破していく)
(マッピングしつつ、宝箱等も確認。中身はそこそこ金になる物他よく解らないものまで様々。コレは外したかなと思い始め)
(洞窟探索から数時間が経過した頃、ようやく最奥部に辿り着いた。そこにはぽつんと宝箱が一つ置かれているだけで
一見すれば何もない様に見える。)
はぁ…完全にハズレじゃな…まあよぃ。収支には変わらぬからのぉ…
しっかし、ここまであの見たくない生物が蔓延っているのはどういう事か…
まあよい。中身を頂戴してから早々に立ち去る事にしようか。
(と宝に近づいたとき、ガコン!と音がしたかと思えば足元がぽっかりと穴が空く。いわゆる落とし穴だ)
(なす術もなく穴に落ちるシャーロット。ドサ!と無様にも尻から落ちてしまう)
イタタタ……一応遺跡ということか…しかしなんじゃここは…?
(立ち上がり辺りを見渡す。薄暗くじめじめした空間だ。穴の位置は高くとても上れそうにない)
(さて、どうしたものかと考えているとカサカサと何かが大量に蠢く音が聞こえてきて)
【お待たせしました。この様な形でどうでしょうか。】
【寄生するGとは新しい…のかな?】