>>164
「ありがとう、昨日は食べ物屋を探すのも大変だったんだ」
(あまり獣人というのは好かれないのはわかっているが、怖がらせるのは不本意なもので
クルロスもそれを気にしてなかなか街の人々に馴染めないままだった)
「これが宮殿か…かなり大きな建物なんだな」
(遠くからしか見ていなかったが、やはり近づいてみても十分に大きなもので
宮殿を見上げつつプエヌラの後ろをついていき)
「…今日のプエヌラの服、可愛いな」
(直接本人を褒めればよかったのだが、服の事をつい言葉にしてしまい
照れ隠しにプエヌラの頭を大きな手で撫でると指先で耳に触れ)
「…今日も、か…」
(呟きながら、楽しそうに微笑む)


【わかりました、ではそのようにしていきます】