「可愛いって言うならいいよ」
(クルロスの正面に座ると、彼との会話を始めて)
(何度か訪れる人間や他種族の商人達との会話や扱う品々も、最初は大人達から
聞かされた戦争の話で近寄り難い物と思っていたが、子供らしい好奇心と外界へ
の憧れが勝り、今ではこうして難無く話せるようになったと屈託無い笑顔で話して)
「どうもお待たせしました、終ったら食器は下げに来ますから、そのままで良いです
から」
(そうしている内に店主が食事を運んで来る、プヌエラは揚げ魚のソース掛け、クル
ロスは野菜添えのステーキに、それぞれ副食としてパンが添えられていて)
「それじゃ、いただきます」
(クルロスに礼をすると、揚げ魚を食べ始めるプヌエラ)
(フォークとナイフで切り口に運び、咀嚼し飲み込む、ごく当たり前の食事だが、そ
の一挙一動はクルロスの視線を釘付けにして)
【それは良いですね、食事中の自分への態度や言葉から意識していると分かり、それ
まで無意識だった仕草を意識して見せる感じで】
【名目はお互いの食事を交換する、クルロスへ食べさせて上げるとかで】