>>210
「僕は入った事無いけど、あっちに行くとあるんだ」
(プエヌラの指差した方向には、店主が出入りしている方向とは逆に廊下
が店の奥へと伸びているが、途中で折れ曲っていて先は見えずに)
「外は他の人達に見られちゃうから、二人きりで休みたいの…」
(クルロスの否定の言葉と外へ向けた視線を見聞きすると、力を込めて上
着の裾を掴んで)
「だから、ここで休みたいの…お願い…」
(見上げる瞳は潤み声には吐息が混じり、尻に当てた手が離れると一瞬驚
いた様に後ろを振り返り、戻した視線には戸惑いの色が現れていて)